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愛のある怒り方
地蔵の湯前の公園工事は進んでいます。今年も春がやってきて、時間湯にも新たなお客様がいらっしゃることでしょう。みなさんの心にもあたたかい春が訪れますように。
ところで、愛のある怒り方とそうでない怒り方がある、という話について書き込みたいと思います。
これは家族に限らず、仕事上でも当てはまる事だと思います。
怒らないで済めば一番かもしれないけれど、時にそれは必要不可欠なものだと思います。相手にわかってもらいたい、道を正してもらいたいと思う時、あえて厳しく伝えなくてはいけない事があると思うのです。どうでも良ければ怒りません。諦めている人には怒る気も生まれません。わかって欲しいから、しっかり良い方に進んでもらいたいから怒るのです。それが“愛のある怒り方”だと私は思っています。
それは“叱る”と表すのが適切かもしれません。“怒る”はその時の感情で相手にあたる、という意味が強いと思いますので。
みなさんはどう感じるでしょうか。
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| 17:42
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信じること、愛すること(改)
まずは最近友だちとメールのやりとりをしていて感じたことです。
学生の時に、友だちにずっと言いたくて言えなくて我慢していた事がありました。それを数日前あるきっかけで友だちに伝えることが出来ました。
きっと相手はショックを受けるだろうし、私は嫌われても仕方ないと覚悟して自分の醜い部分を見せました。それを友だちは受け入れてくれました。自分も悪かった、と言ってくれました。
離れてから大切な友だちだと本当に実感できるようになったのですが、毎日一緒にいた頃は、自分が嫌われるのが恐いばかりで、友だちを信じていなかったのかもしれません。今の私は信頼という言葉の意味がわかるようになってきたから言いたいことは言えるようになってきたけれど、信頼関係の不安な人にはやはり言いづらいものです。だから信頼し合える人を一人でもたくさんでも良いから、みんな見つけられると良いと思うのです。探してすぐ見つかるものではなくて、気付いたら側にいてくれるものかもしれません。今はいない、という人もたくさんいるかもしれないけれどいつかきっと見つかるものと思います。
それと、血の繋がっている人(家族や親戚)は特別な存在なんだ、と改めて感じるようになりました。でも人が人を思う気持ちには、人間同士の関係(年齢・性別・社会的な立場など)は問題では無いのだと思うようになりました。好きだから好き。それだけなのかもしれません。好きになったらその人がどんな人であろうとも、人がなんと言おうとも“特別な存在”になるんだと思います。
誰も代われない大切な存在に。
もしかしたら、これは人間に限らないかもしれません。
愛することはとても素晴らしいと思います。真っ直ぐな愛は、巡り巡って自分に還ってくるものだと思います。
また、人は周りの人たちから受ける愛情を吸収して成長し続けていくんだなぁ…と思います。
好きな気持ちを素直に表現できたら、こんなに嬉しいことはないのかもしれません。
(この回の書き込みはこちらの都合で内容・表現の仕方を変更させていただきました。ご了承ください)
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| 05:15
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怒らない。
ある人をまねて、
という訳ではありませんが、ここ半月くらい怒らない(イライラしない)よう心掛けています。
ストレスの多い社会で精神的に疲れてしまっている方は沢山いらっしゃることでしょう。心の元気は身体の元気…心身のバランスはとても大切ですよね。ストレスを溜めない、そして上手く発散することが必要、というのはみんな知っていると思います。しかしこれがなかなか難しいんですよね。
怒るのってパワーがいることで、怒られる方も怒る方も嫌な気分になり、疲れてしまうものだと思います。怒りたい人も怒られたい人もそういるとは思えません。
“怒る”にも、愛のある怒り方とそうでない怒り方がありますが…と、この話はまた次の機会にするとして。
嬉しいとか楽しいという気持ちは周りに広がっていきますが、イライラも人から人に感染していくものだと思います。怒らないと自分がイライラしなくて済むし、相手にもうつさないで済むからお互い楽かもしれません。自分がイライラしなくても相手を怒らせている場合もあるでしょうけれど…
私は“怒らない・イライラしない”を意識するようになったら気持ちが軽くなりました。イライラして疲れるよりは、その時は相手と少し距離を置いたり、物事を遠くから見てみると良いみたいです。相手の立場や状態を考えてあげられると“まぁ、忙しくて疲れているから仕方ないか”とか“問題が起こった直後で相手も混乱している状態だから、今は飲み込んでおこう”とか、許してあげる余裕が出来るのだと思うのです。いつもその人がしてくれていることを思って感謝できれば、それは難しいことではないかもしれません。
人を許すことは素晴らしいことだと思います。許されると、自分も人を許してあげたくなると思います。まずは貴方が人を許してあげてください。何でもかんでも、じゃなくても時間がかかっても良いから、とにかく自分からプラスの気持ちを周りに配っていきましょう。それは必ず貴方に返ってくるはずです。
私はこれからも意識し続けていきたいと思っています。共感していただけた方もよろしければ心掛けてみてくださいね。
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| 00:20
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お願い
時間湯は人手も場所も足りない状態で、訪ねてくる人を受け入れきれない状態です。
ただ、井田湯長は常に、ひとりでも多くの方の健康を願っています。さまよう人々を少しでも多く導きたいと考えながら動き回っています。それをご理解いただけると幸いです。
湯長自身が重い症状を時間湯で克服されてきたこともあり、より辛い状態の方を先に入れてあげたいというお考えもあります。みなさんそれぞれ辛い思いをしているから、それを比べる必要はなくて…ただ、今すぐ入れるべき人を優先するとか、時期や季節がまだ早い人には待っていただくとか、そういう必要があるのです。
湯長は勿論のこと、時間湯のみなさんも私も、元気に回復し笑顔で帰っていく人を見るたび勇気づけられます。嬉しくなり、期待も膨らみます。
今後も時間湯が良い状態で在り続けていきますように、ひとりでも多くの方のご理解・ご協力を得て支えとなっていただきたいと心から願っております。
今後とも、よろしくお願い致します。
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| 22:04
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良い方へ、良い方へ
よく思うのですが、私はつくづく運の良い人間だと思います。不安の中でどう進んで良いかわからない時でも、なんだかんだで必ず良い方向に向かってくれます。
私の場合は良い方向にいく、と信じているのが大きな要因かもしれません。それと自分が素晴らしい状況に置かれていることに感謝する心をもち続けるようにしています。それともう一つ。
周りにいてくれる人がいつも助けてくれるから、でしょう。自分は本当に恵まれていると思います。
案外、世の中思い通りにいくもの、かもしれません。思い通りにいかないと思いこんでいて思い通りにならないのも、結局思い通りになっている、と考えられますよね。全て思い通りにはいかなくても信じることは良い方向に進むためには不可欠だと思うのです。
真っ直ぐな気持ちで生きていれば幸せに巡り会えるもので、曲がったもの・道にそれているものはいずれ目が覚めるものなんだと思います。
いつも真っ直ぐな心で生きていたいですね。
また、時間湯ではやる気のある人や、人のため・社会のために健康を目指す人を応援しています。自分のために善くなりたいと考える人より大切な人を守ったり助けたりするために元気になりたいと願う人の方が気持ちが強いものだと思います。自分の帰りを待っている人がいる、自分の健康を祈ってくれる人がいる…そういう人の方が集中して頑張れるものなのだと思います。人のために頑張る人は自然に人から愛され、助けてもらえるもの。私も自分のことばかり考えず、人のために頑張れる人になりたいと思っています。人は意識することで少しずつでも変わっていけるもの。頑張らなくちゃ!
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| 21:21
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近過ぎて見えないもの
いつも一緒にいると、その人が普段してくれていることや、側にいてくれることが当たり前になってしまうものだと思います。当たり前だからと、感謝の気持ちを忘れたり、助けようという気持ちももてなくなるものかもしれません。
離れてみると大切なものに気付く、と恩師に教えていただいたことがありますがその通りだと思います。親元を離れて暮らしたりするのも、それに気付くにはとても効果的だと思うのです。離れていてもいつでも自分を想っていてくれていること、心配で何かできることをしてあげたいと思ってくれていること、いつでも帰りを待っていてくれること…
私は草津で暮らすようになって、家族の温かさに気付いて、それまで感じていなかった気持ちがわかるようになりました。一緒にいると甘えて悪い態度をとってしまうことが多くて後で反省して…それを繰り返して過ごしてきましたが、いつか家族に甘えさせてあげられる自分になれたら良いな、なんて思えるようになりました。
帰れる場所があるから安心して生活できるのですよね。
そう考えるうちに、時間湯のみなさんも家族みたいなものかもしれない、と実感できるようになりました。
近過ぎて見えないもの…
あなたも大切な何かを忘れてはいませんか?
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| 21:57
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別世界
本当の仲間たち
今の時間湯は良い雰囲気で行われていて、みんな仲が良いです。
ただ忘れてはいけないのは、ここは湯治をする場所である、ということ。仲良く楽しく、はとても素晴らしいけれど友だち作りのために集まっているわけではないから。
1人1人が意識を高め生活する中で、自然に助け合いが生まれ、一緒に辛いことを乗り越えていくことによって仲間ができていくのだと思います。
同じ病気で苦しむ仲間…最初から仲間と言えるけれど、本当の仲間とは日々の生活を共に泣き、笑いながら過ごすうちにいつの間にか築かれていく信頼関係であるかもしれません。
助け合いは気持ちが良いもので、互いに手を貸したり、譲り合ったりしてさらに雰囲気も良くなるのだろうと思います。傷付いている者同士で、さらに傷付け合うなんて悲しいですからせっかく巡り会った人たちと良い関係を築いて、癒し合えたら素晴らしいと思うのです。
時間湯は厳しいけれど、とてもやさしい場所なのです。
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| 10:11
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